【2025年最新】JMウエストン値上げの理由と買うタイミング|モデル別価格と中古の賢い選び方

「JMウエストン、また値上げしたって本当?」
革靴好きの男性なら、最近こんな話題を耳にした人も多いかもしれません。フランスを代表する名門ブランド、JMウエストン。時代を超えて愛されるその靴は、クラシックでありながらどこか色気があり、一度履けば「もう他の靴には戻れない」と言われるほどです。

しかし、その完成度の高さと引き換えに、近年は定価がじわじわと上がり続けています。SNSでも「180ローファーがついに○万円を超えた」「次の値上げ前に買いたい」といった声が増え、注目を集めています。

この記事では、「JMウエストン 値上げ」が気になる方に向けて、

  • 値上げの背景や理由

  • モデルごとの価格差と魅力

  • 買うタイミングの考え方

  • そして、賢く手に入れるための“中古という選択肢”

をわかりやすく解説していきます。

特に今回は、渋谷にある中古革靴専門店「ラストラボ」の存在も少し紹介します。新品の定価が上がり続ける中、「状態の良い中古を選ぶ」というのは、いま最も現実的で賢い選択肢のひとつ。実際に多くのウエストンファンが、次の一足を探すために中古市場をチェックしています。

値上げのニュースに焦りを感じている方はご参考ください。

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JMウエストンとはどんなブランド?

フランス生まれの老舗、100年以上の歴史

JMウエストンは1891年、フランス中部の町リモージュで誕生しました。創業者エドゥアール・ブランシャールがアメリカで学んだ製靴技術をフランスに持ち帰り、伝統的な職人仕事と工業的な製法を融合させたのが始まりです。
その名の由来は、彼が滞在していたアメリカ・マサチューセッツ州の「ウェストン」という町名から。つまり、フランスの感性とアメリカの技術が出会って生まれたブランドなのです。

戦後には、シャンゼリゼ通りに旗艦店をオープン。パリのエリートたちがこぞって履く靴として地位を確立し、「フランス靴=JMウエストン」と言われるまでになりました。

「リモージュの工場」で守り続ける職人の手仕事

いまもウエストンの靴は、すべてフランス・リモージュの自社工場で作られています。
外注に頼らず、革の選定から縫製、底付け、仕上げに至るまで自社で一貫生産。特に「グッドイヤーウェルト製法」と呼ばれる堅牢な作りが特徴で、これによりソールの張り替えが可能となり、10年、20年と履き続けることができます。

また、ウエストンのもう一つのこだわりが「ウィズ展開」。同じサイズでもCやDなど複数の幅を用意しており、足の形に合わせたフィッティングができるのが魅力です。この“幅の違い”を理解して選ぶと、履き心地が劇的に変わります。まるで自分専用のオーダー靴のように足に馴染んでいくのです。

なぜ日本の男性に愛されるのか

日本では1970年代に上陸し、雑誌『MEN'S CLUB』や『POPEYE』などで頻繁に取り上げられたことから、一気に人気に火がつきました。特に「#180 シグニチャーローファー」は、当時のファッションリーダーたちがこぞって履いた一足。制服にもスーツにも合わせられる万能さが支持され、「フレンチトラッド」の象徴となりました。

さらに、長年履き込むことで味が出る革の魅力や、修理を重ねて履ける構造が、日本人の「物を大切にする文化」にもぴったり合っていました。
いまでは、父から息子へと受け継がれるウエストンの靴も少なくありません。

「ただの靴」ではなく、「育てていく靴」。
この考え方こそが、JMウエストンが100年以上愛され続けている理由なのです。

JMウエストンの値上げ、何が起きている?

この5年での価格改定の動き

JMウエストンの靴がここ数年でどれほど値上がりしているか、数字で見ると驚く人も多いでしょう。
たとえばブランドを代表する「#180 シグニチャーローファー」。
2018年頃には9万円前後だった定価が、2024年には15万円を超えるモデルも登場しています。わずか5〜6年で60%以上の値上げ。

同様に、「#641 ゴルフ」や「#677 ハント」もそれぞれ値上げが繰り返されており、「年に1回ペースで価格改定がある」と感じているファンも少なくありません。

JMウエストンに限らず、エルメスやジョンロブなど高級靴ブランドでも値上げの波は続いていますが、ウエストンの場合は特に“ベーシックモデル”が多くの人の生活に密着しているため、影響を実感しやすいのです。
SNSでは「次の値上げ前にもう一足買っておくべきか」「中古も検討したい」という声も多く見られます。

こうした価格改定の背景には、単なるブランド戦略だけでなく、原材料と製造コストの上昇が予想されます。

革や輸送コスト、為替の影響

JMウエストンの靴は、最高級のカーフレザーやスエードを使用しています。
これらの素材はフランス国内やイタリアの老舗タンナー(革なめし業者)から仕入れられていますが、近年は原皮そのものの価格が高騰。環境規制の強化による生産コスト上昇も追い打ちをかけています。

さらに、コロナ禍以降の輸送費の高騰、為替の影響も無視できません。ユーロ高・円安が進むと、日本国内での販売価格は自然と上がります。
ウエストンはフランス本社の価格設定をベースにしているため、為替レートが変われば日本価格も見直される構造です。

また、リモージュ工場では100人以上の職人が手作業で製造を行っています。自動化が難しい製法を守り続ける以上、人件費の上昇も避けられません。
「一足の靴に60時間以上かけて仕上げる」と言われるウエストンにとって、これは避けて通れないコストアップなのです。

つまり、JMウエストンの値上げは「贅沢のための値上げ」ではなく、「品質を落とさず、これまで通りの靴を作るための値上げ」と言えます。

「高くても欲しい」と言われる理由

では、値上げを繰り返してもなぜJMウエストンは人気を保ち続けているのでしょうか。
その答えは、圧倒的な完成度と普遍性にあります。

まず、ウエストンの靴は履き始めの硬さと重さに驚く人も多いですが、しばらく履き込むと驚くほど自分の足に馴染みます。
それは、厚みのあるレザーソールと、精密なラスト(木型)設計によるもの。グッドイヤーウェルト製法で作られた靴はソールの張り替えが可能で、10年、20年と使い続けることができます。
つまり、“買い替え”ではなく“育てる”という発想が根付いているのです。

さらに、JMウエストンには「定番モデルの安心感」もあります。
#180、#641、#598、#677といったモデルは、何十年も形を変えずに作られ続けており、どれを選んでも間違いがない。
これほど“デザインがブレない”ブランドは他にほとんどありません。

また、最近では中古市場の拡大も後押ししています。
値上げ後でも中古で状態の良い靴が見つかるため、ファンが離れることはないのです。

「高くても買いたい」
「新品が無理なら中古で探したい」

こうした声が途切れないのは、JMウエストンがただのブランドではなく、“人生のパートナーになる靴”として確立しているからでしょう。

ここまでのまとめ

  • JMウエストンは過去5年で60%近い価格上昇

  • 原材料高騰・為替・職人の人件費上昇が主因

  • それでも人気が衰えないのは、「品質」と「永く履ける価値」ゆえ

次の章では、値上げの影響を受けてなお人気を維持している理由を、モデル別の魅力と価格差という視点から掘り下げていきます。

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モデル別に見るJMウエストンの魅力と価格

#180 シグニチャーローファー ― 永遠の定番

JMウエストンを語るうえで欠かせないのが、この「#180 シグニチャーローファー」です。
ブランドを代表するアイコンであり、世界中の紳士が“初めてのウエストン”として選ぶ一足。

1950年代に登場したこのモデルは、クラシックなペニーローファーの完成形とも言われます。
つま先はやや丸みを帯び、シルエットは端正でバランスが取れており、スーツにもデニムにも合わせやすい。履き口が深めで、甲をしっかりホールドする設計のため、最初は「硬い」と感じる人も多いですが、履き込むうちに自分の足型にピタリと馴染み、まるでオーダー靴のようなフィット感を得られます。

値段の推移を見ると、かつて10万円を切っていた時代が嘘のように、2025年時点では15万円前後が主流。
「値上げの象徴」とも言われる存在です。
しかし、その人気は一向に衰えません。理由は単純で、どの時代のファッションにもマッチし、修理を重ねて10年以上履ける靴だからです。

ウィズ展開も豊富で、C、D、Eなど複数の幅が用意されています。特に日本人の足にはDウィズが合いやすい傾向にありますが、「あえて細めのCを選んで革を馴染ませる」という玄人も多いです。履きこむほど自分だけの形になっていくので、まさに“育てるローファー”。

この#180こそが、JMウエストンが値上げをしてもファンを離さない理由を象徴しています。

#641 ゴルフ、#677 ハント、#598 ハーフハント ― 名作たちの個性

JMウエストンの魅力は、定番ローファーだけではありません。
履き心地・構造・用途の異なるモデルたちが存在し、それぞれが独自の世界観を持っています。

#641 ゴルフは、その名の通りカジュアル寄りの外羽根ダービー。
ラウンドトウのボリュームあるフォルムと厚めのソールで、街履きから休日のスタイルまで万能です。
価格は過去5年間で約3万円以上上昇し、現在は17万円台。
“頑丈で長持ちする相棒”を求める人に人気のモデルです。

一方で、#677 ハントはウエストンの中でも特別な存在。
登山靴の要素を取り入れた重厚なつくりで、ブランドの技術力を最も感じられる一足です。
グッドイヤーウェルトに加え、ノルウィージャン製法で仕上げられており、防水性と堅牢性が抜群。
価格も40万円を超えますが、その耐久性はまさに“一生モノ”。

そして忘れてはならないのが、#598 ハーフハント
ハントの軽量版ともいえるモデルで、より都会的に履けるのが特徴です。
つま先のU字ステッチが印象的で、程よい存在感を放ちます。
こちらも近年の値上げ対象となっており、現在は17万円ほど。

これら3モデルに共通しているのは、履き心地の奥深さと構造の美しさ
どのモデルも一度履けば「もう他の靴には戻れない」と感じる完成度です。

製法・履き心地・サイズ感(ウィズ展開C, Dなど)

JMウエストンが他ブランドと決定的に違うのは、ラスト(木型)の精密さと、ウィズ展開の豊富さです。
「同じサイズでも、幅が違うだけで履き心地がまるで変わる」――これはウエストンの真髄。

たとえば#180の場合、Cウィズはシャープでエレガント、Dウィズはやや余裕のある標準的なフィット。
足幅が広い人はEウィズを選ぶこともできます。
実際に試着してみると、同じサイズでも履き心地が大きく違うのに驚くはずです。

また、ウエストンはグッドイヤーウェルト製法を採用しており、履き始めは固く感じても、徐々に中底が沈み、足型にフィットしていきます。
「履き慣れるまでが大変」という声もありますが、その過程を楽しめるのがウエストンの醍醐味。
履けば履くほど柔らかくなり、革が足を包み込むような感覚になります。

さらに、ソールの張り替えが可能なため、手入れをしながら10年以上履き続ける人も多い。
中古市場でも状態の良いものが多く、「二次流通でも価値が落ちにくい靴」として知られています。

ここまでのまとめ

  • #180は“定番中の定番”、履き心地とスタイルの万能選手

  • #641ゴルフ、#677ハント、#598ハーフハントはそれぞれ個性と用途が明確

  • 豊富なウィズ展開とグッドイヤー製法で、長く育てる楽しみがある

次の章では、「値上げ後でもJMウエストンを選ぶ理由」 を掘り下げます。
高くても選ばれる理由――それは“修理できる靴”であり、長く愛される靴だからです。

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値上げしても選ばれる理由

長く履ける耐久性と修理のしやすさ

JMウエストンの魅力の一つは、何と言っても「長く履けること」。
単に“丈夫”というレベルではなく、10年、20年と育てていける靴です。

その理由は、伝統的なグッドイヤーウェルト製法
これは靴のアッパー(甲革)とソールの間にウェルト(細い革帯)を挟み込み、しっかりと縫い合わせる構造で、ソール交換が容易にできるのが最大の特徴です。
たとえば、履き込んでソールが減っても、職人の手で新品同様に張り替えることができます。

JMウエストンでは自社で修理体制を整えており、フランスのリモージュ工場で完全にリビルドすることも可能。日本国内でも直営店経由で修理受付を行っており、純正の部材を使った“本物のメンテナンス”が受けられます。

これにより、一度購入すれば10年以上現役で使える――つまり、一足の価格を年単位で割れば、むしろコスパが良いというわけです。

「高い靴ほど安くつく」という言葉がありますが、JMウエストンはまさにそれを体現しているブランドです。

履くほどに馴染む“自分だけの一足”

もうひとつ、JMウエストンが特別な理由は「履くほどに自分の足になじむ」こと。
新品のウエストンはとにかく硬く、最初の1か月は靴擦れに悩む人も多いでしょう。
しかし、その“試練”を越えた先に待っているのが、極上のフィット感。

革が自分の足型に合わせて沈み、甲の部分やヒールカップがまるで吸いつくようにフィットしていきます。
この変化を楽しめるのが、ウエストン愛好家が「履き慣らしを儀式」と呼ぶ理由です。

また、ウエストンの特徴である**ウィズ展開(幅)**もこの“馴染む快感”を生む大きなポイント。
Cウィズならタイトに、Dウィズなら標準的に――と、足の形に合わせて選べるため、自分に合う一足を見つける喜びがあります。

履くたびに足の動きや重心のクセを記憶していくため、数年後にはまるで自分の足専用に作られたような履き心地に。
この“育つ靴”の魅力こそ、多少の値上げでは揺らがない理由なのです。

リセールバリューと他ブランドとの違い

JMウエストンのすごさは、「中古になっても価値が落ちにくい」という点にもあります。
中古市場を見渡すと、状態の良い#180や#641は定価の半額以上で取引されることも珍しくありません。

理由はシンプルで、作りが頑丈だから
10年履いてもアッパーの革がへたらず、ソールを張り替えれば再び蘇る――それほどの耐久性があるのです。
この構造的な強さが、“中古でも安心して買えるブランド”という信頼を築いています。

さらに、デザインがほとんど変わらない点も価値を支えています。
トレンドに左右されないクラシックなフォルムは、どの時代でも通用します。
他ブランドではモデルチェンジで旧型が古く見えることもありますが、ウエストンはその心配がない。

加えて、海外のファッション愛好家の間では「投資靴」という考え方も浸透しています。
履いて楽しみ、数年後に手放すときもそれなりの価格で売れる――これがJMウエストンが“高くても買う価値がある”とされる理由のひとつです。

ここまでのまとめ

  • グッドイヤーウェルト製法により、10年以上履ける耐久性

  • 履くほど足に馴染み、“育てる楽しみ”がある

  • 中古市場でも価値が落ちにくく、投資的価値も高い

JMウエストンは、単に“高級靴”ではなく、“長く付き合うパートナー”のような存在。
そのため、値上げが続いてもファンが離れないのです。

次の章では、そんなウエストンを**「いつ買うのが賢いのか?」**という視点で掘り下げていきます。
値上げ発表から実施までの期間や、並行輸入・中古市場の活用法も具体的に紹介します。

買うなら今?お得なタイミングと選び方

値上げ発表から実施までの期間をどう読むか

JMウエストンは、毎年のように価格改定を行うブランドの一つです。
値上げの時期は明確に公表されることは少ないものの、例年**春(3〜4月)または秋(9〜10月)**に実施されることが多い傾向にあります。

フランス本国で価格が改定されると、その数週間〜1か月後に日本国内の直営店価格も調整されます。
SNS上では「フランスで値上げが始まった」「パリ本店のタグが変わった」など、ファン同士が速報を共有する動きも見られます。
つまり、“海外の動きが先行指標になる”というわけです。

そのため、狙っているモデルがある人は、春と秋の前に動くのが理想。
特に#180ローファーや#641ゴルフといった定番モデルは、値上げのたびに数千円〜数万円単位で上がることが多いため、「買おうか迷っている間に値段が上がっていた」という声も少なくありません。

もし「次の値上げが来そうだ」と感じたら、その時点で動くのがベストタイミングです。
JMウエストンは流行の影響を受けにくいモデルが多いため、早めに買って損をすることがないブランドだと言えます。

並行輸入・海外モデルの価格差を活かす方法

「それでも新品を少しでも安く買いたい」という人にとって、選択肢になるのが並行輸入です。
ヨーロッパ現地価格と日本国内価格には、関税や輸送コストの関係で1〜2割ほどの差があることもあります。

たとえばフランス本国では#180が約1,000ユーロ前後(約16万円)でも、日本では17〜18万円になることがあります。為替レートによってはさらに開くことも。
こうした価格差を利用して、海外通販サイト(Mr.Porter、The Rake、END.など)や並行輸入セレクトショップを利用するのも一つの手です。

ただし注意点もあります。
並行輸入品は、ウィズ展開やサイズ表記が日本仕様と異なることがあるため、試着経験がない場合はリスクが高め。
特にウエストンは細かいサイズ感が命なので、「自分に合うウィズ(C or D)」を把握してから購入するのが鉄則です。

また、並行輸入は修理保証が受けられないケースもあるため、「価格を取るか、安心を取るか」をしっかり考えて選びましょう。

中古市場の活用と渋谷「ラストラボ」

ここ数年、JMウエストンの人気再燃とともに中古市場が活況を呈しています。
定価が上がるほど、中古の価値も連動して上がる傾向にあるため、状態の良い中古品を探す人が急増中です。

中古靴の魅力は、「履き慣らし済みで、すぐに快適に履ける」こと。
新品では数週間かかる“慣らし期間”が省けるのは、実は大きなメリットです。
さらに、15万円の新品が中古なら5〜8万円台で手に入ることも珍しくありません。

ここでおすすめしたいのが、**渋谷の中古革靴専門店「ラストラボ」**です。
同店はウエストンやオールデン、エドワードグリーンなど、高級紳士靴の中古販売専門に行っており、特にウエストンの在庫数と品質の高さに定評があります。

ラストラボでは、スタッフ全員が実際に革靴を愛用しており、サイズ感やウィズ選びの相談ができるのも魅力。
「CとDのどちらが良いか」「#180と#641の履き心地の違いは?」といった細かな質問にも丁寧に対応してくれます。

ここまでのまとめ

  • 値上げ時期は春・秋が多く、海外価格改定が先行指標

  • 並行輸入は価格差メリットありだが、サイズ・保証に注意

  • 渋谷「ラストラボ」では、状態の良い中古を実物で選べる安心感

JMウエストンを「いま買うべきか」と悩む人は多いですが、結論としては――
欲しいモデルが決まっているなら、迷わず今が買い時です。
値上げは止まらず、次の価格改定を待っても安くなることはありません。

そして、「新品でなくても良い」「試しに履いてみたい」という人には、中古という選択肢があります。

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中古JMウエストンの魅力と選び方

中古でも状態が良い理由

JMウエストンは、中古でも“味わい深く履ける靴”として人気があります。
中古市場に出回る靴の中でも、ウエストンは状態の良い個体が多いのが特徴です。

その理由は、まず「作りの堅牢さ」にあります。
グッドイヤーウェルト製法で仕立てられた靴は、アッパーとソールがしっかりと縫い合わされているため、10年以上履いても型崩れしにくい。
適切な手入れがされていれば、革はむしろ美しくエイジングし、独特のツヤをまといます。

また、JMウエストンは修理文化が根付いているブランド。
ユーザーの多くが定期的にソール交換やリカラーを行っており、「きれいな中古」が多く市場に出回るのです。
中古靴を探す際に「ウエストンは当たりが多い」と言われるのは、こうした理由によります。

特に#180ローファーや#641ゴルフなどの定番モデルは流通数も多く、状態やサイズの選択肢が豊富。
新品の値上げを受けて、「初めてのウエストンを中古で試す」という人も増えています。

サイズ選びのコツ ― ウィズ(幅)で失敗しないために

JMウエストンを中古で買う際に一番気をつけたいのが、**サイズとウィズ(幅)**です。
新品購入時なら店員が計測してくれますが、中古の場合は自分で判断する必要があります。

まず知っておきたいのが、ウエストンのサイズ表記。
数字(例:7.5)は足の長さを示し、アルファベット(例:C, D, E)は幅=ウィズを示します。
日本人はDまたはEウィズが合いやすい傾向にありますが、モデルによって微妙にフィット感が異なります。

たとえば:

  • #180ローファー → 細めに感じるのでDウィズがおすすめ。

  • #641ゴルフ → ややゆったり目なのでCでも履ける人が多い。

  • #677ハント → 重厚な作りで甲が高め。通常より0.5サイズ下げてもOKな場合も。

中古を選ぶときは、可能なら試着できる店舗で実際に履くのが理想です。
もし通販で購入する場合は、インソールの長さや幅を数値で確認しましょう。
また、前のオーナーが入れていたインソールの有無や、履きシワの位置も重要なチェックポイント。
「甲のシワが自分の足に合いそうか」を見極めることで、失敗を防げます。

まとめ ― 値上げの時代でも後悔しないJMウエストン選び

JMウエストンの靴は、決して安い買い物ではありません。
近年の値上げで「ちょっと手が出しづらくなった」と感じる人も多いでしょう。
しかし、それでもこのブランドが愛され続けるのは、“価格以上の価値”があるからです。

まず、JMウエストンの魅力は変わらないこと
100年以上前から続くリモージュの工場で、職人たちが一足ずつ丁寧に作り上げています。
モデルの形もほとんど変わらず、どんな時代でも履ける普遍的なデザイン。
値上げは「品質を守るための必然」であり、“高くなった分だけ信頼できる”ブランドだと言えるでしょう。

次に、ウエストンは長く履ける靴です。
グッドイヤーウェルト製法により、ソール交換をしながら10年、20年と付き合える。
しかも履くほどに足に馴染み、自分だけの一足へと育っていきます。
“消耗品ではなく、人生の相棒”――それがウエストンの真価です。

そして、値上げ時代にこそ注目したいのが中古市場
新品が難しくても、中古なら美品が豊富に見つかります。
渋谷の中古革靴専門店「ラストラボ」では、ウィズやサイズの相談もできるため、初めての方でも安心。
「いつかはウエストンを」と思っていた方にとって、理想の一足と出会うきっかけになるはずです。

値上げはネガティブなニュースに聞こえるかもしれませんが、見方を変えれば**“本物を選ぶタイミング”**でもあります。
価格が上がってもなお価値があるブランド――それがJMウエストン。
あなたの足に、長く寄り添ってくれる靴を、ぜひこの機会に探してみてください。

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