ジョンロブのコーデ徹底解説|人気モデル別の着こなし術とおすすめスタイル

ジョンロブのコーデ徹底解説|人気モデル別の着こなし術とおすすめスタイル

「ジョンロブの靴、憧れだけどどんな服に合わせたらいいんだろう?」

革靴好きな男性であれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。ジョンロブは、英国を代表する高級革靴ブランドであり、履くだけでスタイル全体に威厳と品格を与えてくれる存在。しかしその一方で、「モデルが多すぎて、どんな着こなしが正解なのか分からない」「自分のファッションに合うのか不安」といった声もよく聞かれます。

特に、ジョンロブのロペスやウィリアム、チャペル、シティ2、フィリップ、バロスなどのモデルは、それぞれに個性があり、似合う服装のテイストも異なります。せっかく高価な一足を選ぶなら、靴単体の魅力だけでなく、“足元から全体のコーディネート”まで完成されたスタイルで履きこなしたいものです。

この記事では、そんな「ジョンロブをファッションにどう取り入れるか」を悩んでいる方に向けて、モデル別の着こなしのヒントをわかりやすく紹介します。さらに、季節ごとのスタイリング、合わせるべきパンツや色のバランス、失敗しないためのルールまで詳しく解説します。

また、状態のよいジョンロブを手頃な価格で探している方には、渋谷にある革靴専門店「ラストラボ」もご紹介。中古でありながら丁寧にメンテナンスされた商品と、プロのアドバイスを受けながらのフィッティング体験は、ネット検索だけでは得られない安心と納得を提供してくれます。

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ジョンロブが愛される理由とコーディネートの重要性

なぜジョンロブは「大人の男の必需品」と言われるのか

ジョンロブは、ただの高級革靴ではありません。創業から150年以上の歴史を誇るジョンロブは、伝統ある英国靴の精神を受け継ぎながら、現代的なスタイルにも調和する革靴を生み出し続けています。その品質、製法、デザインは、まさに「革靴の最高峰」と称されるにふさわしいものです。

特に、手作業で丁寧に作られるグッドイヤーウェルト製法の堅牢なつくりや、時代を超えて愛される普遍的なデザインは、革靴を履きこなす大人の男性たちから絶大な信頼を集めています。これこそが、ビジネスシーンからフォーマルな場面、さらには休日のカジュアルコーディネートまで、シーンを問わず活躍する理由です。

また、ジョンロブを履いているという事実が、その人の審美眼や生き方までも物語ります。ロゴやブランドに頼らず、品質と姿勢で語るスタイル。これはまさに、大人だからこそ似合うスタンスといえるでしょう。

革靴単体の美しさと全体コーデとの関係性

どんなに上質な革靴であっても、全体のスタイリングと調和していなければ、その美しさは半減してしまいます。ジョンロブはその完成されたフォルムゆえに、シンプルなコーディネートでも存在感を放ちますが、だからこそ「何と合わせるか」が重要になります。

例えば、ロペスのようなローファーは、テーパードの効いたスラックスや、細身のデニムと相性が抜群。一方で、ウィリアムのような重厚感のあるダブルモンクは、クラシックなツイードジャケットやチェック柄のパンツなど、英国的なテイストの装いによく映えます。

つまり、ジョンロブの美しさを最大限に引き出すには、“トータルコーディネートの完成度”が求められるということ。革靴を単なる「足元」ではなく、「スタイルの主役」として捉える意識が、着こなしを格上げする鍵になります。

この後のセクションでは、具体的に各人気モデルに合わせたコーディネートを詳しく紹介していきます。

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人気モデル別・ジョンロブに似合うコーディネート

ロペス(Lopez)|定番ローファーでつくる都会的カジュアル

ジョンロブの中でも不動の人気を誇る「ロペス(Lopez)」は、ブランドを代表するローファーモデル。シンプルながらも完成度の高いデザインで、オン・オフ問わず活躍する万能な一足です。甲の上部に施された美しいストラップと、滑らかなシルエットが特徴で、足元から上品さを演出してくれます。

おすすめのコーディネートスタイル

ロペスはカジュアル〜ビジネスカジュアルの間を絶妙にカバーしてくれるため、「都会的な大人のリラックススタイル」との相性が抜群です。以下のようなアイテムと組み合わせることで、品のある日常コーデが完成します。

  • トップス: ノーカラージャケット、スキッパーシャツ、リネンのオープンカラーシャツ
  • ボトムス: テーパードパンツ、ホワイトチノ、9分丈デニムなど
  • カラー提案: 黒やダークブラウンのロペスはモノトーンやネイビーと、明るめのタバコブラウンならベージュやカーキと相性良好

着こなしのコツ

  1. 足首見せで抜け感を出す: 裾丈はくるぶしが少し見える程度にし、軽やかさを出しましょう。ノーソックスや見えないソックスで履くのも◎。
  2. ローファーの色と小物をリンク: 靴と同系色のベルトやバッグを選ぶと、全体のまとまりが生まれます。
  3. 素材感を揃える: ロペスの上質なレザーと合わせて、洋服もリネン・ウールなど天然素材を取り入れると大人の統一感が出せます。

ロペスはカジュアルに履くからこそ“本物”が映える

カジュアルスタイルの足元にジョンロブを持ってくることで、自然と全体の格が上がります。例えば、無地の白Tシャツ×ネイビースラックスといったシンプルな組み合わせにロペスを合わせるだけで、ラグジュアリーな雰囲気が漂います。

「カジュアルだから安い靴でいいや」ではなく、「カジュアルだからこそ良い靴を履く」。そんな美意識を持つ人にこそ、ロペスは最良の選択肢となるでしょう。

ウィリアム(William)|ダブルモンク×ブリティッシュスタイルの王道

ジョンロブの「ウィリアム(William)」は、ダブルモンクストラップという独自のデザインで、クラシカルでありながらどこかモダンな雰囲気を併せ持つモデルです。もともとはジョンロブのビスポーク部門で誕生したモデルであり、1930年代にモンクストラップの源流を築いたとも言われています。

その存在感と履き心地の良さから、革靴愛好家の間では“完成されたモンクストラップ”として高く評価されています。特にWILLIAM 75やWILLIAM Ⅱといったバリエーションは、微妙な違いにこだわる上級者からも支持を集めています。

おすすめのコーディネートスタイル

ウィリアムは、正統派の英国調スタイルに非常によくマッチします。重厚感のある靴なので、ある程度しっかりとした構築感のある服装とのバランスが求められます。

  • トップス: ウールジャケット、チェスターフィールドコート、ツイードのハリスジャケット
  • ボトムス: ウールトラウザーズ、グレーフランネルパンツ、ストレートデニム(濃紺)
  • カラー提案: 黒・バーガンディはフォーマル寄り、ミュージアムカーフのような風合いのある茶系は休日カジュアルにも応用可能

着こなしのコツ

  1. 全体にクラシックなラインを取り入れる: ワイドめのラペルやツータックパンツなど、ややゆとりを持たせた英国クラシック寄りのシルエットが◎。
  2. 靴が主役になる色合わせ: 落ち着いたトーンで服をまとめ、ウィリアムの艶とバックルが映えるように意識しましょう。
  3. 靴と時計・鞄をセットで魅せる: 金属バックルに合わせて時計やバッグの金具もシルバー系に揃えると統一感がアップします。

ウィリアムを履きこなすことは“大人の遊び心”の証

ダブルモンクは紐靴よりもややカジュアル寄りとされますが、ジョンロブのウィリアムは別格です。スーツスタイルに合わせても違和感はなく、むしろ個性と風格をプラスしてくれます。さらに、カジュアルな装いに取り入れることで、遊び心と洒落感を演出することも可能です。

オン・オフ問わず使えるモデルだからこそ、履く人のセンスと成熟度が問われる一足とも言えます。

チャペル(Chapel)|ドレスにも合う洗練ミニマルコーデ

チャペル(Chapel)は、ジョンロブのラインナップの中でも特に洗練されたダブルモンクストラップシューズとして知られています。特徴的なのは、そのミニマルなデザイン。ウィリアムと同じくダブルモンク構造を持ちながらも、フォルムはよりスリムで流麗。華美な装飾を排し、究極のバランスとエレガンスを追求した一足です。

その完成度の高さから、「もっとも美しいダブルモンク」と称されることもあり、スーツスタイルやフォーマルシーンでの格上げアイテムとして絶大な支持を受けています。

おすすめのコーディネートスタイル

チャペルは基本的にドレススタイルとの相性が抜群です。しかし、上質な素材感とフォルムを活かせば、スマートカジュアルにも違和感なくなじみます。

  • トップス: シャドーストライプのスーツ、ネイビーブレザー、ミニマルなタートルネックニット
  • ボトムス: センタープレス入りのスラックス、濃色ジーンズ(リジッド系)
  • カラー提案: ブラックならフォーマル、ダークブラウンなら柔らかい印象に。ボルドーやミュージアムカーフなら華やかさもプラス。

着こなしのコツ

  1. シンプルかつ上質なアイテムを選ぶ: チャペルの良さを引き立てるには、洋服もディテールを抑えた上品なものが理想的。
  2. アクセサリーで個性を補完: ネクタイやポケットチーフ、ブレスレットなどでほんの少しアクセントを加えると、コーデに奥行きが生まれます。
  3. 細身シルエットを意識: 全体のラインをすっきりさせることで、チャペルのスマートな形状と絶妙にマッチします。

「控えめな主張」が真のスタイルを生む

チャペルは、奇をてらわない佇まいながらも、一目で“只者ではない”と感じさせる一足です。デザインの主張が少ないからこそ、履く人の品格がそのまま表れます。まさに“わかる人にはわかる”革靴であり、シンプルコーディネートに上質な差し色として機能してくれるでしょう。

特にフォーマル寄りのファッションが多いビジネスマンや、TPOを選ばず履きたい方には、チャペルは理想的な選択肢といえます。

シティ2(City II)|究極の内羽根ストレートチップとビジネスコーデ

シティ2(City II)は、ジョンロブの中でも最も汎用性が高く、革靴の基本とも言える「内羽根ストレートチップ」を採用したモデルです。まさに“ザ・王道”と呼ぶにふさわしいデザインで、冠婚葬祭からビジネス、フォーマルな場まで幅広く対応できるのが最大の魅力です。

シンプルな見た目の中に凝縮された洗練美と機能性は、まさにジョンロブの技術と哲学の結晶。カーフの艶感、ラスト(木型)のシャープなライン、縫製の精度など、細部の完成度が高く、ベーシックでありながら確固たる存在感を放っています。

おすすめのコーディネートスタイル

シティ2は、スーツスタイルとの相性が抜群。とくに現代的なビジネススタイルやフォーマルウェアと組み合わせると、その真価が発揮されます。

  • トップス: ネイビースーツ、チャコールグレースーツ、ダブルブレストスーツ
  • ボトムス: セットアップスーツに準じたパンツ、センタープレスのドレススラックス
  • カラー提案: 黒は冠婚葬祭・会食向け、ミディアムブラウンはビジネスカジュアルやジャケパンスタイルにも最適

着こなしのコツ

  1. ネクタイ・ベルトとの色調を揃える: 全体のコーディネートが締まり、シティ2の美しさが際立ちます。
  2. パターンの少ないシンプルな服装で: 無地系のワイシャツやスーツと合わせることで、品格ある引き算の美学が生きます。
  3. 細身スーツでモダンに仕上げる: シティ2のシャープなラストと細身のセットアップが好相性。

「一足目のジョンロブ」にも最適な万能モデル

革靴好きなら誰もが一度は履くと称されるシティ2は、特に「最初のジョンロブ」としてもおすすめです。シンプルな構造でありながら、その質の高さを直に感じられるため、他ブランドとの違いが明確に伝わってきます。

TPOを選ばず、着こなし次第で印象を自在に変えられるのがシティ2の強み。靴好き上級者だけでなく、これからジョンロブを履き始めたい人にも、強く推薦できるモデルです。

ローファー系モデル|ロペス以外のおすすめコーデ例

ジョンロブのローファーといえばロペスが有名ですが、実は他にも魅力的なローファーモデルが存在します。フィリップ(Philip II)、バロス(Barros)、ハイゲート(Highgate)など、どれもロペスとはまた違った個性を持ち、コーディネート次第で洒落た大人の装いを演出できます。

フィリップ(Philip II)|ドレス顔のエレガントローファー

フィリップは、一見すると内羽根ストレートチップのような端正な雰囲気を持ちつつ、ローファーならではの気軽さも備えた絶妙なモデルです。薄めのソールや低めのヒールによって、軽快さとドレス感を両立しており、シャープなスーツスタイルやジャケパンスタイルに最適です。

  • おすすめコーデ: 細身の3ピーススーツ、ネイビーブレザー×グレーウールパンツ
  • 印象: フォーマル寄りで、品の良い知性を感じさせる

バロス(Barros)|カジュアル寄りのプレーントウローファー

バロスは、ローファーの中でも柔らかい印象のプレーントウモデル。シンプルながら素材感とフォルムで個性を主張できるため、ジャケパンスタイルや大人のカジュアルにも最適です。

  • おすすめコーデ: ベージュチノ×白シャツ×リネンジャケット、ロールアップデニム×ニットポロ
  • 印象: 抜け感のある軽やかさで、リラックスしつつも上質感を忘れない

ハイゲート(Highgate)|ダブルモンク×ローファーの融合型

ハイゲートは、ユニークなダブルモンク仕様のローファー。スリップオンの気軽さとモンクストラップの端正さを兼ね備えた1足で、遊び心と品の良さをバランス良く取り入れたいときに活躍します。

  • おすすめコーデ: シャドーチェックのジャケット×コットンパンツ、タートルネックニット×ウールパンツ
  • 印象: エレガントながら少し個性的な、ファッション上級者向けの雰囲気

ローファー系の着こなし全般における注意点

  • 素足風(インビジブルソックス)の合わせ方に注意:下品にならないようパンツの丈感や全体のバランスを丁寧に整える
  • パンツの丈は“ノークッション”〜“ハーフクッション”が◎:靴のフォルムを隠さないことで、ジョンロブの美しさが最大限に活きる
  • カジュアルすぎず、抜けすぎない工夫を:Tシャツ1枚ではなく、ジャケットやベルトなどでコーデを引き締めることが大切

ローファーは季節感のあるコーデにも最適で、特に春夏の軽やかなスタイルに欠かせない存在。ジョンロブのローファーなら、快適さと品格を両立した理想的な足元を演出できます。

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まとめ|ジョンロブの革靴はコーディネートで真価を発揮する

ジョンロブの革靴は、ただ「高級で有名」なだけではありません。各モデルが持つ個性や造形美、素材の質感、履き心地に至るまで、どれをとっても一流。だからこそ、ファッション全体との“調和”を意識することで、その真価がより一層際立ちます。

今回ご紹介したように、

  • ロペスなら、上品なリラックス感を演出できる
  • ウィリアムは、クラシックスタイルの王道に
  • チャペルは、ミニマルで洗練されたドレススタイルに
  • シティ2は、どんなビジネスシーンにも万能
  • ローファー系モデルは、大人の抜け感を醸す

というように、それぞれが異なる魅力を持ち、コーディネートの幅を広げてくれます。どのモデルも、ただ履くだけで終わらせるのはもったいない。トップスやパンツ、シルエットや素材感とのバランスまでこだわることで、ジョンロブの存在感はより洗練されたものになるのです。

もし「実物を見て履き心地を確かめたい」「中古でも状態が良く、価格も抑えた選択肢が欲しい」という方には、渋谷の革靴専門店「ラストラボ」もぜひチェックしてみてください。スタッフの知識と接客の質も高く、初心者から上級者まで納得できる選択肢を提案してくれるはずです。

革靴はファッションの完成度を大きく左右する“要”です。あなたの一足が、装いだけでなく、ライフスタイルそのものを格上げするきっかけになることを願っています。

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