SAINT CRISPIN’S

サンクリスピン…久しぶりに見ました。良い。

200年前のトナカイ革のロシアンカーフを復刻させたロシアンカーフです。

ホーウィンのハッチグレインや、ベイカー社のロシアンカーフではないと思います。

恐らくエストニアのTripleSkin社だと思われます。

ハッチグレインはもっとボコボコしてるし、ベイカーはもっとリアルなイメージがあります。

TripleSkin社のは少しのっぺりしていて一番合わせやすい印象。

ロシアンカーフ復刻系は茶色が多い為、黒はあんまりみたことないので確証はないですが…。

シームレスでカップの形がすごくきれいです。

あと、びっくりするぐらい芯材が硬くしっかりと入っています。

ベーメルとかも芯材が硬い気がします。良い靴の証ですかね。

踵の積み上げが2.5cmとかなり高さがあり、Filshoesでヒールをがっつり積んでもらった靴と同じ高さでした。

ちなみにヒールが高いで有名なレユッカスよりも高いです。ヒールが高いとクラシックな印象になります。

ボールジョイントのコバが張っていて土踏まずをきゅっと締めてある、しゃもじのような形が大好きです。

甲囲から足囲の部分にかけて低くなる木型もほんとうにいいです。

大きなブランドほどいろんな足に合うように足囲の部分にゆとりを持たせてあったり、木型自体が古かったりするので、

現代人の足にはなかなか合わないんじゃないかなって思います。

線のようなシワや変なシワが入った某英国靴が多いのは、それが1つの原因かと…。

 

中古市場で滅多に出ないお品物ですので、ぜひご検討ください。

極美品

size:7

price:¥135,000+tax