「ジョンロブの新作にはどんなモデルがある?」「2026年はどんな革靴が登場している?」「定番のロペスやウィリアムと比べて、新作を選ぶメリットはある?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ジョンロブは、英国靴らしい品のあるデザインと高い靴作りの技術で知られるブランドです。ロペスやウィリアム、フィリップ IIなど長年支持されているモデルがある一方、毎シーズン新しいコレクションも発表されています。
特に2026年は、春夏には軽快に履きやすいスリップオンやローファー、秋冬にはクラシックな英国靴を現代的にアレンジしたレザーシューズやブーツなどが登場しています。ジョンロブらしい上品さを残しながら、普段の服装にも取り入れやすいモデルが増えているのが印象的です。
ただ、新作だからといって必ずしもすべての人に最適とは限りません。ジョンロブには長年作られている名作も多く、新品だけでなく中古まで視野を広げることで選択肢はかなり増えます。
この記事では、ジョンロブの歴史を簡単に振り返りながら、2026年春夏・秋冬の新作モデル、価格や発売時期、選び方までわかりやすく紹介します。ジョンロブの新作が気になっている方は、ぜひ一足選びの参考にしてみてください。
ジョンロブとは?新作を見る前に知っておきたい歴史
1849年から続くジョンロブの歴史と定番モデル
ジョンロブは、1849年に始まった歴史を持つ英国の高級靴ブランドです。現在もメンズ革靴を代表するブランドのひとつとして知られ、ビスポークで培われた靴作りの技術を背景に、既製靴でも高い評価を受けています。エルメスの公式情報でも、ジョンロブは1849年創業のブーツメーカーとして紹介されています。
現在のジョンロブを語るうえで重要なのが、エルメスとの関係です。エルメスは1976年からジョンロブを通じて靴作りの分野を広げ、1980年代にはジョンロブの既製靴が展開されるようになりました。こうした流れのなかで、ビスポークの技術を取り入れながら、世界各国で購入できるレディ・トゥ・ウェアのコレクションが発展していきます。
ジョンロブには、新作だけでなくブランドを象徴する定番モデルも数多くあります。
代表的なのが、コインローファーの**「ロペス(LOPEZ)」**です。シンプルながら存在感のあるデザインで、ジャケットスタイルから比較的カジュアルな服装まで合わせやすいモデルとして知られています。
もうひとつ外せないのが、ダブルモンクストラップの**「ウィリアム(WILLIAM)」**です。バックルを2つ配したデザインはジョンロブを代表するスタイルのひとつで、現在では素材やソールなどを変えた派生モデルも展開されています。
そのほか、ストレートチップの「シティ II」やプレステージラインの「フィリップ II」なども有名です。
2026年の新作コレクションでも、こうした過去のモデルやジョンロブを象徴するディテールをベースにしながら、新しい素材やソール、シルエットを取り入れたモデルが登場しています。
そのため、「定番とはまったく違う靴」というより、ジョンロブらしさを残しつつ現代の服装に合わせやすく更新されている、と考えると新作の特徴をつかみやすいでしょう。
ジョンロブの2026年春夏新作
タイン IIやロペス リングなど春夏の注目モデル
2026年春夏のジョンロブでは、クラシックなドレスシューズだけではなく、軽快に履けるスリップオンやローファー、サンダルなどが目立ちます。
なかでも注目したいのが**「タイン II(TYNE II)」**です。人気のスリップオン「タイン」をアップデートしたモデルで、新たに丸みを持たせた「0225ラスト」を採用しています。価格は170,500円と発表され、ジェントルカーフのほか、ブラック、ダークブラウン、ネイビー、オリーブ、サンドなど豊富なスエードカラーが用意されています。2026年1月から順次発売されています。
シューレースのないスリップオンなので、一般的な内羽根式のドレスシューズよりも軽い印象で履きやすいのが特徴です。春夏にジャケットとスラックスを合わせるスタイルはもちろん、デニムやチノパンなどにも取り入れやすいでしょう。
2026年春夏には、ほかにも次のようなモデルが展開されています。
| モデル | 公表価格 |
|---|---|
| タイン II | 170,500円 |
| ロペス リング | 298,100円 |
| スミス シングルバックル | 305,800円 |
| フィリップ II オーバル | 349,800円 |
| サルフォード | 355,300円 |
「ロペス リング」は、ジョンロブを代表するローファー「ロペス」を思わせるスタイルにオーバル型のリングを組み合わせたモデルです。定番のロペスより少しアクセントが欲しい方にはチェックしやすい新作でしょう。
さらに春夏らしいモデルとして、バックストラップサンダルの**「シーフォード」**も登場しています。ソフトグレインレザーを使用し、オーバル型の穴にレザーストラップを通した編み込みデザインが特徴です。価格は154,000円。スリップオンタイプの「ペース オーバル」も159,500円で展開されています。
2026年春夏は、ジョンロブの端正な雰囲気は残しつつ、休日にも履きやすいモデルが充実しているシーズンといえそうです。
ジョンロブの2026年秋冬新作
アトリウムやスミス チャッカなど秋冬の注目モデル
2026年秋冬のジョンロブでは、英国らしいクラシックな靴をベースにしながら、厚みのあるソールやパッチワーク、ブーツなどを取り入れた新作が増えています。
まず注目したいのが、プレステージシリーズから登場した**「アトリウム」**です。踵からつま先までを一枚革で仕立てるホールカットタイプで、価格は410,300円。シューレースを使わず、アッパーに伸縮性のある素材を組み合わせたミニマルなデザインが特徴です。2026年6月上旬から順次発売されています。
一方、よりカジュアルに履きたい場合には**「テンビー ニュー スタンダード」**も候補になります。丸みを持たせた外羽根デザインにボリュームのあるラバーソールを組み合わせたモデルで、価格は240,900円。細身のドレスシューズとは違い、デニムや太めのパンツとも合わせやすい雰囲気です。
定番のウィリアムをアレンジした**「ウィリアム ニュースタンダード パッチワーク」**も2026年らしい一足です。カーフ、シボ革、スエードなど異なる質感の素材を組み合わせ、白いステッチをアクセントとして使用しています。価格は265,100円と発表されています。
ブーツでは**「スミス チャッカ」**が登場しています。ダービーシューズ「スミス」をチャッカブーツとして再構築したモデルで、カーフやスエードのほか、タッセルを配した仕様も展開。価格は通常モデルが310,200円、タッセル仕様が335,500円で、2026年秋以降順次発売予定です。
そのほか、英国の乗馬靴をベースにしたジップブーツ「レジ」や、キューバンヒールを採用した「フレディ」などもラインナップされています。
春夏が軽快さを意識したラインナップだったのに対し、秋冬はジョンロブらしい英国テイストを残しながら、少し存在感を強めたモデルが多い印象です。
ジョンロブの新作を選ぶときのポイント
デザイン・用途・価格から自分に合う一足を選ぶ
ジョンロブの新作を検討するときは、単純に「一番新しいモデル」を選ぶより、実際にどのような場面で履くのかを考えるのがおすすめです。
まず確認したいのが使用するシーンです。
スーツやジャケットを中心に合わせるなら、アトリウムやフィリップ II オーバルなど、比較的すっきりしたレザーシューズが候補になります。一方、休日の服装にも合わせたい場合は、タイン IIやロペス リング、テンビー ニュー スタンダードなどのほうが取り入れやすいでしょう。
次に見ておきたいのが既に持っている靴との違いです。
すでに黒のストレートチップやプレーントゥを持っているのであれば、同じようなタイプを増やすより、ローファーやスリップオン、ブーツなどを選ぶとコーディネートの幅が広がります。反対に、最初のジョンロブとして購入するのであれば、あまり個性の強すぎないモデルから検討する方法もあります。
価格も重要です。2026年の新作を見ると、15万円台のサンダルやスリップオンから、30万円を超えるレザーシューズ、40万円台のプレステージモデルまで幅があります。
購入前には、
- 普段どんなパンツと合わせるか
- 仕事と休日のどちらで履くか
- ローファー・紐靴・ブーツのどれが必要か
- 新作ならではのデザインが好みか
- 定番モデルと比較して価格に納得できるか
といった点を確認しておくと選びやすくなります。
また、同じサイズ表記でもラストやデザインが変わればフィット感も変わります。特にジョンロブはモデルごとのシルエットの違いが魅力でもあるため、可能であれば実物を履き比べて選ぶのがおすすめです。
なお、価格や発売日は2026年8月時点で公表されている情報です。カラーや在庫、販売時期などは変更される可能性があるため、購入時にはジョンロブ公式サイトや店舗で最新情報を確認すると安心でしょう。
新作だけでなく定番・中古のジョンロブも選択肢
新作と中古を比較しながら選ぶのがおすすめ
ジョンロブの新作を探していると、どうしても最新コレクションに目が向きます。ただ、実際に購入する一足を選ぶ段階では、定番モデルや中古品まで含めて比較してみるのもおすすめです。
ジョンロブには「ロペス」「ウィリアム」「シティ II」「フィリップ II」など、長年支持されてきたモデルがあります。新作でも、ロペスのディテールをアレンジしたり、ウィリアムをベースに新しい素材やソールを取り入れたりするケースが見られます。
つまり、2026年の新作を知ったうえで元になった定番モデルを見ると、それぞれの違いがより分かりやすくなります。
特に価格を重視する場合、中古は有力な選択肢です。新品では20万円台から30万円台、モデルによっては40万円を超えるジョンロブも、中古であれば状態や年代によって新品より購入しやすい価格になっていることがあります。
中古なら現在販売されていないモデルや、過去のラスト、以前展開されていたカラーに出会える可能性があるのもメリットです。
渋谷の中古革靴専門店**「ラストラボ」**でも、ジョンロブをはじめとした高級革靴を取り扱っています。在庫は入荷状況によって変わりますが、新品の新作だけでなく、過去のジョンロブや定番モデルを実物で比較したい方には中古革靴店をチェックしてみるのもよいでしょう。
特に革靴は、写真だけではトゥの形や革の質感、履いたときのボリューム感まで判断しにくいものです。
「2026年の新作が気になっているけれど、ロペスやウィリアムも捨てがたい」という方は、新作だけに絞らず、新品・中古・過去モデルを含めて比較してみると、自分の服装や予算に合う一足を見つけやすくなります。
まとめ|ジョンロブの新作と定番を比較して自分に合う一足を探そう
2026年のジョンロブは、ブランドが長年培ってきた英国靴らしい雰囲気を残しながら、これまでより幅広いスタイルに合わせやすい新作が揃っています。
春夏では、軽量で履きやすいスリップオン「タイン II」をはじめ、オーバル型リングをアクセントにした「ロペス リング」、編み込みレザーを使った「シーフォード」など、軽快なモデルが登場しました。
一方、秋冬には、一枚革を使った「アトリウム」や厚みのあるラバーソールを採用した「テンビー ニュー スタンダード」、定番ウィリアムをアレンジしたモデル、チャッカブーツの「スミス チャッカ」などがラインナップされています。
ジョンロブの新作を選ぶ際には、新しさだけで判断するのではなく、「仕事で使いたい」「休日にも履きたい」「長く使えるシンプルなモデルが欲しい」など、自分が求める用途を整理してみるのがおすすめです。
また、ジョンロブにはロペスやウィリアムなど長く愛されている名作があります。2026年の新作と定番モデルを並べて見ることで、「自分にはどちらが合っているか」が判断しやすくなるでしょう。
新品の価格が気になる場合や、過去モデルまで含めて探したい場合には中古も選択肢になります。
渋谷の中古革靴店ラストラボでもジョンロブを取り扱うことがありますので、実際の革の質感やシルエットを見ながら比較したい方は、中古革靴もあわせてチェックしてみてください。
新作・定番・中古という枠にとらわれず、実際に履きたいと思えるモデルを比較しながら選ぶことが、ジョンロブを楽しむ一番分かりやすい方法ではないでしょうか。